■風間旅人随想

私は田布施に田舎の長男として生まれた。大学は福岡市の私立大学に進学した。教授から、同郷だと思ったのか「きみは鹿児島県の出身かい?」と尋ねられた。え?と私の方が戸惑った。鹿児島県南部に熊毛郡があることを教えてくれた。私が熊毛南高校出身だということを手がかりに尋ねたみたい。こんなに眉の薄い鹿児島県人もいないだろうに、と思いながら、「いいえ、山口県です」と答えたら、「山口県のどこかね?」としつこく尋ねてくる。山口県に詳しいのかと内心うれしくなって「田布施です!」と答えると、「それはどこにあるのかね?」とちっとも埒が明かない。小さな町の田布施の位置を説明するのは難しい。

「あの…、佐藤栄作の出身地です」と答えたら、教室中から「おお!」という声が湧き上がった。時の総理大臣だ。教授は「そうかね。そう、なんだね」と満面の笑顔で応じた。結局、田布施がどこにあるのか、だれも気にしなかった。

貸本屋で本を借りるときの名前を、田布施の町を見下ろしている石城山(いわきやま)から取って「石城淳平」(いわきじゅんぺい)と勝手に書いた。貸本屋のおばちゃんから「あら、芸能人みたいなお名前ね」と言われたが、嘘を押し通した。私のペンネームだった。

ある日、歩道橋の上にいたら下の方から誰かが「いわきさ~ん」と何度も呼ぶ。呼ぶ人が上がってきた。見ると、なんだ、貸本屋のおばさんだった。私は自分が「石城淳平」であることをすっかり忘れていた。井上陽水の『小春おばさん』という歌がヒットした頃のこと。小春おばさんは同様に貸本屋のおばさんだ。

確かに、田布施には何にもない。故郷として説明するには手がかりがあまりになさすぎる。でも、田布施は私の故郷であり、ふるさと。くにでもある。何にもないなら、描けばよい。描けば何でもある。何でも出てくる。

田布施はみんなの宝島。何でもないから、何でもある。心に描けば何でもある。た、た、たぶせ 田布施はみんなの宝島。そんな思いで、やのくにくにづくりを進めている。

そういえば、西南学院大学に合格した時も、あろうことか担任から、「宮崎にあるのかね、その大学は」と聞かれた(それは日南だろう)。「ああ西南戦争の?」とも同級生から聞かれた(明治時代か?)。

「これが我らのくにだ」と胸を張れる「やのくに」を造りあげようと思っている。たのしいぞ。わくわくする。
(西)

■うれしいクイズ

★クイズ1
白菜うどんをさらに美味しくするものは何?
①七味
②味見
③人情味

★クイズ2
『やのくにアンテナショップのそ』の新商品、持ち歩けるお茶セットの名前は?
①恋する茶室
②旅する茶室
③運べる茶室

★クイズ3
シニアステーキコースはいつから20%OFFになる?
①還暦
②古稀
③喜寿

★クイズ4
いのぶうの利き手は?
①右利き
②左利き
③両利き

★全問正解された方の中から抽選で4名様に、喫茶 望ペア無料お食事券・フランス食堂スペシャルランチお一人様無料お食事券・大好き昭和亭ペア無料お食事券・Cafeのもペア無料お食事券のいずれかをお送りいたします。
応募の際に、ご希望をお書き添えください。

★解答は、メール本文に、
①クイズの答え(4桁の数字)
②ご希望のご招待券③氏名(ふりがな)
④年齢
⑤電話番号
⑥ご住所を書いて、
tabuse8@gmail.com
へ送信ください。

※官製ハガキでの応募もできます。
〒742 ー1511
熊毛郡田布施町大字下田布施682ー8
(株)ネティエノ 宝島田布施うれしいクイズ係

締め切りは12月13日(金)18時着です。

QRコードからもメール可能です。
カメラ付き携帯電話で読み取ってください。

●風間旅人随想

大人って、どんな人なのだろう。幼い頃からいつも思っていた。

大人は、子どもよりは年齢が高い人であることはいうまでもないが、なんとなく人間力の高い人のことだろう、と思っていた。年齢が高くなるにつれて、高くなるはずの人間力って、いったいどんなものなのだろう。

人間力(にんげんりょく)とは、 社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力。というなんとなくの定義があるらしいが、人間力の高さって、どんなのだろう。どうすれば人間力が高くなるのだろう。

人間力の高い人は、私は、幼い頃には「親」だと思っていた。しかし小学校に上がる頃には、親ではないなと気がついた。いろんなことを聞いてみて、親も自分と同じくらいだなとなんとなく感じた。小学校の校庭に立っている二宮金次郎の像の意味することを尋ねたときの答えが「なんとなく違う」と思ったのだ。

学校に上がると、人間力の高さを「先生」に求めた。だが、先生もなんとなく自分と同じくらいだなと思った。先生も悩んでいるんだと思った。私は「人生の師匠」を探していたのだと思う。

師匠に出会うことなく社会人になった。会社に入って、人間力の高い人は「社長(事業経営者)」ではないかと考えてみた。それも違った。すぐに気がついた。私は誰を手本にして生きればよいのかと悩んだ。

誰もいなくなって、しかたなく私は自分で事業を興した。自分が社長になった。事業経営者になった。自分で決めて、自分で生きることにした。

今になって思うのは、人間力の高さって、案外、その人のクセなのかもしれない。そして、やっぱりアタマの良さなのかもしれない。

だけどほんとうは、意識の高さなのだと思う。人間力の高さは意識の高さなのだと思う。

クセは習慣がつくる。成功する習慣だって作り上げることができる。アタマの良さは脳がつくる。頭のよい人は記憶力がよい。つなげ方や組み立てにも長けている。

意識の高さは魂が司る。意思決定も魂が司る。時間や念いなど見えないものが見える。ものごとの裏側も見える。この世は目に見える世界と目に見えない世界で出来ているのだから。

私は、自分の魂と話ができる。自分で開発した。MAO(Method of Asking Oneself)と名付けた。MAOのやり方を、私は全国で教えている。意識の高さを目指そう。
(西)

●OCHIAI あの!ごまさばが!ここで!

人気のごまさばが定食になりました。このあたりでは滅多にお目にかかれないごまさば。玄界灘が雄大に広がる佐賀県玄海町で育ったさばは、ごまさばに最適だそう。関門海峡をトラックで渡り、新鮮なまま届きます。その生のさばに、すりゴマをたっぷりとかけて作りました。そのまま食べても、ご飯にのせて丼にしても美味しいのです。少し甘めなタレがさばによく合います。わさびを効かせるのもいいですね。新鮮なさばだからできるこのごまさばは、食べられる日が限られているのです。OCHIAIの入口、【本日のオススメ】がごまさば定食となっているときは是非!(いや!絶対おすすめ!)お召し上がりください。築114年の建物を渡る自然の風を感じ、庭を眺めながらゆったりとした時間をお過ごしください。OCHIAIで皆様のお越しをお待ちしております。

ごまさば定食
1350円(税込)

営業時間:11時~14時 17時~21時
火曜定休
熊毛郡田布施町大字上田布施1563-1
TEL:0820-25-1511

●農業事業部 乾燥工場 誕生物語

ただいま稲刈りの真っ最中。8月末に完成したばかりの乾燥工場は、刈り取った籾を乾燥させて保存に適した水分量に調整し、籾殻を取り除いて玄米の状態にする役割を担っています。フルパワーで稼働していますが、一年間のうち2、3ヶ月間の稲刈りの時期にしか使用しないため、これまでは外部に委託していました。ですが、この度、農業事業最後の建設物として、自社専用の工場を建設するに至りました。コスト面を考えると、外部に委託したほうがはるかに経済的です。では、なぜ社長が建設を決断したのか? それは、全国第2号のノングルテン認証を取得した『やのくに純真米粉』の品質を保持していくためです。(ノングルテン認証は、全国でもまだ3社しか取得できていないほどの、厳しい基準です) とにかく、混じりけのない純真さが命。小麦をはじめとする不純物が混入しないように、自社農地を耕し、コンバインで収穫し、乾燥工場で玄米にし、製粉するときまで保冷倉庫で保管し、製粉工場で製粉する。すべて自社のお米しか扱わない専用の施設と設備で、不純物が混入する可能性を徹底的に排除した終始一貫、自社生産が実現しました。社長のノングルテンに対するコスト度外視の純真なおもいのもと、我々スタッフも、日本最高峰(いや、世界最高峰!)の純度を誇る『やのくに純真米粉』が、世界に広がることを描いています。

ネティエノ
TEL:0820-53-2100
ネティエノ 農業事業部

●やのくにアンテナショップ のそ 大人のバッグ

やのくにアンテナショップ『のそ』のショップコーナーでひときわ目立つ「これはなあに?」とよく聞かれる商品があります。名前は“西心おかもち”です。ある日社長がテレビを見ていて、女優さんが楽屋入りするときに、バッグ代わりに手作りのおかもちを使っているとの話から、「これはいい!うちでオリジナルを作ろう」と閃いたもの。携帯電話・ペットボトル・お財布など、入れたものが一目で見えて取り出しやすい、特に車での移動中に便利です。家具職人さんがひとつひとつ丁寧に作るから、一か月に数個しか出来ないのも高級品の魅力。ヒノキ製オイル塗装仕上げの贅沢な逸品、落ち着きのある大人のバッグを、是非手に取ってご覧ください。3万3000円(税込)。

営業時間:10時~17時
カレー11時~15時
15時~コーヒーのみ
火曜定休
田布施町大字下田布施676-13
TEL:0820-25-1158